著者の本にしては楽観的なタイトルと思いきや、「復興需要のあとインフレが襲い来る」という、いつも通りの危機感を煽る帯に書いてある副題。
予測が信頼できるものかどうかは別として、中長期での経済の動向と、対策を考える上で、参考になる本です。
円高も出版時は1ドル80円台だったのが、11月現在70円台が定常化しているし、何点か当たっている予測もある。
外れている予測もありますが、最悪のシナリオとして読んでおくのは良いかも知れません。
アマゾンのレビューを読んでいると、著者の他の本と主張が同じものばかりという意見もあるので、すでに読んだことのある人にはオススメできないかも知れませんが、読んでいない人には震災以降のテーマも加わっているので、タイムリーで面白いかも知れません。
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